ウィキペディア「東洋大日本国国憲按」批判
書誌事項
- タイトル別名
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- ウィキペディア 「トウヨウ ダイ ニッポンコク コッケンアン」 ヒハン
- Criticism of Wikipedia's Interpretation of the “Toyo Dai-Nihonkoku Kokken-an"
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抄録
植木枝盛が作成した東洋大日本国国憲按は、自由民権派によるもっとも民主的・急進的な私擬憲法として有名であるが、フリー百科事典であるウィキペディアは特定の立場から独自の解釈をおこなって、学界で説かれているのとはまったく違った東洋大日本国国憲按像を描き出している。東洋大日本国国憲按に問題点があることは確かであるが、しかしウィキペディアの解釈はあまりにも一面的、独善的である。そこで本小論では、ウィキペディアの東洋大日本国国憲按に対するこのような解釈について、平和学の観点から批判的に考察した。
収録刊行物
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- 関東学院大学人文学会紀要
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関東学院大学人文学会紀要 149 47-58, 2024-01
関東学院大学人文学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050018285204701056
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- NII書誌ID
- AA12730899
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- ISSN
- 21898987
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB