この論文をさがす
説明
心筋遅延造影MRI用シーケンスとしてInversion Recovery付加Turbo Flash(IR-Turbo Flash)とInversion Recovery付加True FISP(IR-True FISP)の2種類を用い撮像を行っている.今回,自作ファントムを作成し,2種類のシーケンスを用いて撮像を行い,それぞれのシーケンスにおける有用性について検討した.心筋遅延造影MRIにおいて,IR-Turbo Flashを用いて撮像することによりCNRの高い画像を得ることができた.IR-Turbo Flashの方がIR-TrueFISPよりCNRが高くなったが,性質が異なるシーケンスを用いているため,パラメータの検討および使い分けの検討を行った.IR-True FISPはSegment数の変化によって正常心筋のNullポイントおよびコントラストに変化がないため,息止め困難な患者において有用であることが示唆された
収録刊行物
-
- 北海道放射線技術雑誌
-
北海道放射線技術雑誌 (66), 7-12, 2006-07-01
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050018296279059072
-
- NII論文ID
- 120001025877
-
- ISSN
- 09120327
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles