自然言語処理で障害を持った人をサポートするユーザインタフェースの開発

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タイトル別名
  • Developing user interfaces to support people with disabilities through natural language processing
  • シゼン ゲンゴ ショリ デ ショウガイ オ モッタ ヒト オ サポート スル ユーザインタフェース ノ カイハツ

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抄録

重度重複障害を持った人は、発話、表情や身振り等の対人関係のコミュニケーションが困難な場合が多く、自分の意見を伝える事が困難なため、小さい時から周囲の意見に同調させられる事が多かった。このため、多くの人は自分の持つコミュニケーションの可能性を諦めてしまい、成人になっても受動的態度となる事が多かった。しかし、何らかの方法で「自分の意思を他人に伝えられる=コミュニケーション」が取れる事に気づけば、自分が本来持っている自発的意思(能動的態度)に気づく可能性がある。

本研究では、機械学習を用いた音声認識を用いて家電製品の操作をコントロールする、重度重複障害を持った人のコミュニケーション支援用スマートホームモデルの試作を行った。本研究では、この支援システムを通じて、重度重複障害を持った人が自分自身のもつ能動的な力に気づいてもらえるシステムを目指す。

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