「教職の魅力」と初めての教育実習―コミュニケーションか教材か―(「教育実習」の教育学的考察事始その2)

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抄録

教育実習の基礎基本を押さえつつ、「教職の魅力」に少しでも近づく方法を実践的に考察してみた。前回の紀要において、「教育実習」についての教育学的考察を拙稿で試みた。今回はその続編である。昨今流行のコンピテンシーベースに警鐘を鳴らす点は、前稿と同様である。本稿では教材開発の意義や机間指導のあり方に焦点を当ててみた。終章で“教え子”の誕生をめぐる物語に触れ、新たなる教職論・教師論の手がかりとした。

収録刊行物

  • 研究紀要

    研究紀要 51 71-80, 2024-03-31

    愛知教育大学附属高等学校

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