放送大学教員の共同研究による大学ミュージアム構想の検討と試行的展示公開

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  • Study of the university museum concept through joint research by members of The Open University of Japan and trial exhibit open to the public of the museum

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抄録

放送大学にミュージアムを設立するという構想は、稲村が2015年から日本各地で展覧会を開催する中で形成されたもので、2018年から学内において推進されてきた。2022年度には、資料館開設に向けたプロジェクト・チーム(PT)が発足したが、鶴見と葉田を代表とする2件のプロジェクト(学習教育戦略研究所研究課題)はこれと連携して活動し、2023年3月にモデル展示を完成させ、試行的開館を実施した。 モデル展示は、「常設展示」の3つのゾーンと「企画展示」としてによって構成した。「常設展示」は、ゾーンⅠ「放送大学のあゆみ」、ゾーンⅡ「地球・人類のあゆみと多様性」、ゾーンⅢ「放送大学の研究教育」で構成し、「企画展示」は「兼高かおるの世界」をテーマとした。本稿では、2022年度の取り組みを総括し、モデル展示と展示物の概要、および来館者アンケート回答の傾向を踏まえて今後の展望を示すこととする。

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