人工ふ化サクラマス稚魚の河川放流に関する研究-5報.天塩川支流パンケナイ川における分散と定着についての観察-1972年の結果

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抄録

1972年5月末に天塩川支流パンケナイ川の3点に人工孵化サクラマス稚魚を放流し,その生息密度,成長などを観察した.8月上旬の生息密度の推定結果から,この時までの放流魚の生き残りが40-50%で,前年の低い値と大きく異なることが示された.8月上旬の平均生息密度は平方米当たり0.4尾で,平均尾叉長85 mmであった.色々な時期のサクラマス幼稚魚の微細な分布が観察記述された.

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