「A市就学前親子の居場所」のニーズと利用者評価 −地域子育て支援拠点事業に関する質問紙調査より−
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抄録
中山間地域のA市の地域子育て支拠点事業(C拠点)を利用している保護者100人(有効回答数55人、有効回答率55%)と中核市のB市の同事業(D拠点)を利用している保護者50人(有効回答数29人、有効回答率58%)を対象に「就学前親子の居場所に関する質問紙調査」を実施し、比較検討をすることによって、中山間地域特有の子育て状況、就学前親子の居場所ニーズ、利用評価(満足度)について検討を行った。その結果、D拠点に比べ、C拠点は常勤の母親の利用が約4割と多く、不定期な利用が多いことがわかった。居場所ニーズについては両拠点とも高くなっていたが、利用者評価についていくつかの項目について、D拠点の評価が高く地域差があり、今後、地域の状況を踏まえた活動の工夫・展開が期待される。
収録刊行物
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- 新見公立大学紀要
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新見公立大学紀要 第44巻 (1), 163-169, 2024-03-25
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050018506568761472
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- NII書誌ID
- AA11439373
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB