書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Evaluation of Japanese Olfactory Adjective “-kusai” as Suffix: Focusing on Positive Usage “-kusaku-te-ii”
抄録
近年、嗅覚を表す形容詞「‐クサイ」が「‐ポイ」「‐ラシイ」のように発話者の推量や判断を表す接尾辞として使用されている。「‐クサイ」は従来「田舎くさい」など先行語の特徴に対するマイナス評価性を示すとされてきたが、近年では必ずしもそうではない。本稿では「‐クサクテイイ」というプラス評価の「イイ」が共起する場合についてSNSを中心に観察し、接尾辞「‐クサイ」の意味拡張の背景に日本語の特質、新奇性、帰属性を指摘した。すなわち「新しいぼかし表現」としての機能、既存用法との「ズレ」、自己の「キャラクター設定」である。
収録刊行物
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- 国際教育交流研究
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国際教育交流研究 (8), 1-13, 2024-02-29
福井大学国際センター・語学センター
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050018506568898560
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- ISSN
- 24348112
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- HANDLE
- 10098/0002000193
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB