乳房MRI検査の肢位による比較検討
抄録
type:Article
当院の乳房MRI検査は上肢を挙上した肢位で行うが,挙上位の維持が困難な患者は上肢を下垂し検査を行っても問題ないか,画像上と検査の実用性の観点で比較検討した.肢位変更により腋窩リンパ節の移動が予想されたため,両肢位の乳頭-腋窩リンパ節間距離の比較を行ったが,当院の検査環境下では下垂位でも挙上位と変わらない検査が可能であり,さらに体型ごとでは挙上位より下垂位の方が優れている分類もあった.また,下垂位より挙上位の方が快適であると回答した割合が高く,そのほか安全面からも挙上位の有用性を高く感じた.当院では挙上位で検査を行うことを標準とし,挙上困難な患者には下垂位にて検査を行うことが可能である.
identifier:1342-7520
identifier:http://kintore.hosplib.info/dspace/handle/11665/3019
収録刊行物
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- 三菱京都病院医学総合雑誌
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三菱京都病院医学総合雑誌 30 (*), 20-25, 2024-02
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050018594841666432
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- ISSN
- 13427520
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/11665/3019
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB