保護者による学業領域のエデュケーショナル・マルトリートメントの生起・維持に 関与する要因と消失・改善に関与する要因の検討 : ―福祉・医療・教育現場の専門家に対するインタビュー調査から得られた事例の質的分析(第2報)―
書誌事項
- タイトル別名
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- An examination of risk factors and factors relating to disappearance and improvement of educational maltreatment in academic area by parents: A qualitative analysis on cases obtained by interview to specialists working in welfare, medical and educational field (2).
抄録
本研究は,福祉・医療・教育現場の専門家に対するインタビュー調査から得られた事例の質的分析の第2報である。本研究では,保護者によるエデュケーショナル・マルトリートメント(EducationalMaltreatment: EM)のうち,学業領域に焦点を当て,その生起・維持に関与すると考えられるリスク要因とEMの消失・改善に関与すると考えられる要因ついて実証的に検討することを目的とした。9名の専門家から得られた13事例についてカテゴリー化を行い,(1)保護者の子どもとの関わりの特徴,(2)保護者によるEMによって子どもに生じた身体・精神症状や不適応行動,(3)保護者によるEMのリスク要因,(4)保護者によるEMの消失・改善要因,(5)生起・維持あるいは消失・改善に関与すると考えられる状況要因の5つの観点から整理を試みた。(1)保護者の子どもとの関わりの特徴と(3)保護者によるEMのリスク要因については,先行研究の知見との対応関係についても検討を行った。
収録刊行物
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- 福井大学教育実践研究
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福井大学教育実践研究 (48), 1-14, 2024-03-04
福井大学総合教職開発本部
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050018672316987008
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- ISSN
- 13427261
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- HANDLE
- 10098/0002000222
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB