書誌事項
- タイトル別名
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- On the Usage for Degree Modification of Adverbs for Partial Quantities in Modern Japanese
- ゲンダイ ニホンゴ ノ ブブンリョウ オ アラワス フクシ ノ テイド シュウショク ヨウホウ ニ ツイテ
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説明
現代日本語において部分量を表す一群の副詞「少し」「ほとんど」「全部」等のふるまいは一様でない.本論文ではこれらの副詞の程度修飾用法における分布の相違について,おもにそれぞれの副詞と共起可能な述語表現の種類と意味について観察・分析を行った.その結果,部分量を表す一群の副詞について,それぞれのふるまいの違いを示しながら,部分量を表す副詞の中で程度修飾が可能であるものと不可能であるものがあること,「少し」は基準値からの程度差を表すため,形容詞を中心とする状態性述語と共起しやすいのに対し「半分」は下限値・上限値の両方が画定される「スケール全体」が必要であること,また佐野(1999)でも指摘されているように「ほとんど」はスケール全体の画定がなくても特定の点に限りなく近い状態であることを表すことができ,それは英語および韓国語の「到達事象の進行相」と同様の方略であることを示すことができた.
収録刊行物
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- 北海道文教大学論集
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北海道文教大学論集 (25), 23-29, 2024-03-15
北海道文教大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050018904748229376
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- NII書誌ID
- AA11469578
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- ISSN
- 13454242
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- NDL書誌ID
- 033535865
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL