収穫後全量施肥法がオウトウの生育と収量に及ぼす影響

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タイトル別名
  • シュウカク ゴ ゼンリョウ セヒホウ ガ オウトウ ノ セイイク ト シュウリョウ ニ オヨボス エイキョウ

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説明

オウトウ‘佐藤錦’において,収穫後に年間施肥量を全量施用した場合,慣行施肥(礼肥20%,基肥80%の分施体系)と比較し,土壌中の無機態窒素含量が施肥後2ヶ月間大幅に高まり,その後の葉色が維持され,翌年の生育や結実に同等以上の好影響が見られること,さらに,施肥回数の削減にもつながることから有用な施肥法であると考えられた。また,オウトウ‘紅秀峰’においても,慣行施肥(礼肥50%,基肥50%)を対照として,収穫後全量施肥が生育や果実品質に及ぼす影響について検討したところ,調査年次は少ないものの,生育,結実,果実品質等はほぼ同等であり,施肥回数の削減にもつながることから‘紅秀峰’においても収穫後全量施肥法は適応可能と考えられた。

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