書誌事項
- タイトル別名
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- ギフケン ニ オケル マイオウ ノ ヨウソウ : マイオウ ノ セコウリツ ニ ツイテ
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説明
縄文時代中期後葉に多く見られる埋甕(住居内埋設土器)風習は、東北や信州を中心に広がり、今回検討を行った岐阜県にも伝播している。\n 本稿は、埋甕の集成を行い、中期後葉の住居にどれほどの確率で埋甕が施工されるか検討したものである。その結果、埋甕は従来指摘されているように、岐阜県内では中期中葉から出現し、中期後葉にピークを迎える。ただし、最も盛栄する唐草文3段階においても施工率は約50%であった。\n 唐草文3段階の埋甕が急激に増加する時期は、大木8b式の西進・南進によって大柄渦巻文が唐草文系時に施文される時期と重なり、大木式の影響が埋甕の伝播にも関連している可能性を指摘した。
収録刊行物
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- 奈良大学大学院研究年報
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奈良大学大学院研究年報 (23), 51-67, 2018-03-01
奈良大学大学院
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050019125729928960
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- NII論文ID
- 120006422332
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- NII書誌ID
- AN10533924
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- NDL書誌ID
- 028873917
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- ISSN
- 13420453
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles