部落差別に関わる「寝た子を起こすな」論をめぐる学習課題

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  • The Challenges against “Let sleeping dogs lie": As One Opinion in Buraku Issue

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部落差別に関連してよく出てくる誤解の一つとして「寝た子を起こすな」論がある。これは、「部落差別など取り上げずにそっとしておけば部落差別は解消するのに、なぜわざわざ教えるのか」という意見である。自然解消論ともいわれる。これまでこの論については度々取り上げられてきた。しかし、どれほどの人がこれを支持しているのか、考える上でポイントとなるのはどのような点か、具体的な学習活動としてはどのようなものがあるのか、といった点について幅広く論じた文献はあまり見当たらなかった。本稿は、そうした課題に取り組もうとしている。本稿の最後に、学習のポイントを7つ示し、それを具体化する学習活動の例を紹介している。

Journal

  • 教育実践研究

    教育実践研究 14 1-14, 2021-03-31

    大阪教育大学地域連携・教育推進センター

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