次世代MDMSにおける複数データパイプラインを考慮した動的スループット調整技術

書誌事項

タイトル別名
  • Dynamic throughput adjustment technology considering multiple data pipeline for next-generation MDMS

説明

次世代スマートメーター(SM)からの高頻度な電力データを処理可能とするため,現在,次世代メーターデータ管理システム(MDMS)の開発が進んでいる.次世代MDMSでは,メーターデータ処理をより短い時間内に完了させる必要がある.また,次世代スマートメーターへの移行が進められる一方で,既存のスマートメーターも一定期間運用を続ける必要があり,現行システムと共有するデータベースのアクセス集中による過負荷状態の回避も求められる.本研究では,競合する時間と負荷の要件を考慮して送信データ量を変える動的スループット調整技術を提案する.分散処理シミュレーター評価により,提案手法で15分間内のデータ処理実現し,システム負荷や残り時間に応じて効果的にスループットを調整できることを示した.

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