日本人の英語学習時間について : これまでの学習時間とこれから求められる学習時間
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説明
「英語学習には時間がかかる」という点においては、多くの識者が同じような見解を持っていると思われるが、では、実際にどの程度の時間が必要なのか、という点に関しては、色々と意見が異なるようである。そこで、本稿では、Foreign Service Institute(FSI)がアメリカ人外交官向けに提供している外国語トレーニングプログラムでの標準授業時間数、ならびに「ヨーロッパ言語共通参照枠」(CEFR: Common European Framework of Reference for Languages)が公表している標準受講時間数を基に、日本人英語学習者が実用的な英語力を身に付けるために必要とされる学習時間について、①英語のみの環境で長期間集中的にトレーニングを受ける場合、②日本の大学を卒業後、国内の教育機関で英語学習を継続する場合、③日本の大学を卒業後、国内で自主的に英語学習を継続する場合、という3つの場合を想定し、それぞれの場合における学習時間数の推定を行った。
収録刊行物
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- 国際センター紀要・年報
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国際センター紀要・年報 2018 11-27, 2019-03-31
徳島大学国際センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050020697876216192
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- NII論文ID
- 120006725240
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- NII書誌ID
- AA12578127
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- ISSN
- 21862850
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles