FDファシリテーター養成研修の効果に関する一考察 : 徳島大学におけるFDファシリテーターの役割と意義

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タイトル別名
  • FD ファシリテーター ヨウセイ ケンシュウ ノ コウカ ニ カンスル イチコウサツ : トクシマ ダイガク ニオケル FD ファシリテーター ノ ヤクワリ ト イギ
  • A study on the Effectiveness of FD Facilitator Training Program in 2009 : The role and significance of FD Facilitator in Tokushima University

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説明

徳島大学では2002年度より教育革新FDプログラムが立ち上った。現在までに多様な全学FDプログラムが開発・実施されてきている。その中でも部局FDの組織化を目指した研修プログラムとして部局FDを実質的に担当する教員を養成するためのFDファシリテーター養成研修を実施している。2008年度からは部局FD組織が実質的に機能し始め、全学的なFD実施組織と部局FDの連携が活発に実施されるようになりつつある。部局FDを推進する担い手となるFDファシリテーターの役割や存在意義は部局FD組織にとって、ますます重要なものになりつつあると考えられる。 FDファシリテーターはFD組織の発達にも関わるコアメンバーであり、実質的なFDの実践を続けていくためには、FDの専門性に加え、組織に関わる正統的成員(1)としての高い当事者意識が必要である。本研究の目的は、徳島大学におけるFDファシリテーターの役割とその意義に注目し、FDファシリテーター養成研修でのアンケート調査をもとに、効果検証を試みるものである。特に、2009年度の研修については、FDファシリテーターにとって重要な知識やスキルの獲得と、FDファシリテーターとしての当事者意識に関わる意欲や自信の変化に注目したところ、スキルアップと当事者意識の変容に関する効果が見られた。

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