日本におけるインクルーシブ教育の進展と教員の意識

書誌事項

タイトル別名
  • ニホン ニ オケル インクルーシブ キョウイク ノ シンテン ト キョウイン ノ イシキ
  • Progress of Inclusive Education and Teachers' Awareness in Japan
公開日
2025-02
資源種別
departmental bulletin paper
公開者
中部大学現代教育学部

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説明

type:資料

日本のインクルーシブ教育に向けた施策は、発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対する支援を中心とした特別支援教育に係る通知から始まり、障害特性に応じた対応や教室環境の整備を中心に進められてきた経緯があり、インクルーシブ教育を、特別支援教育、特に障害のある子供に対する教育と同義に捉えられていることが多い。また、教員のインクルーシブ教育へのモチベーションの低さやインクルーシブ教育への理解や推進に向かう意識が高まっていないという現状が報告されている。本稿では、日本の小中学校の教員たちが学級の中で「インクルーシブ教育として取り組んでいること」の有無やその内容を問う質問紙調査を実施し、その現状を確認した。また、文部科学省の通知文等を分析した結果、それが特別支援教育やインクルーシブ教育に関する教員の理解に影響していることも示唆された。日本が今後インクルーシブ教育を進展させていくためには、単に「同じ場で学ぶ」ことや学級における教員の専門性、すなわち環境整備や実践のスキルを追究するだけではなく、もっと根源的なインクルージョンの理解を進め、インクルーシブな学校づくりを進めていくための考え方や意識の持ち方を変えていく取組が必要である。

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