カール・ハウスホーファーと日本の地政学 : 第一次世界大戦後の日独関係の中でハウスホーファーのもつ意義について

書誌事項

タイトル別名
  • カール ハウスホーファー ト ニホン ノ チセイガク ダイ1ジ セカイ タイセンゴ ノ ニチドク カンケイ ノ ナカ デ ハウスホーファー ノ モツ イギ ニツイテ
  • Karl Haushofer und die Geopolitik in Japan : Zur Bedeutung Haushofers innerhalb der deutsuch-japanischen Beziehungen nach dem Ersten Weltkrieg

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説明

1. ハウスホーファー研究の一面性と多面的な活動との不均衡について : 日本は、ハウスホーファーにとって、個人的にも職業上も重要な役割を果たした。これについては、ひとつには、まず彼が日本滞在期間(1909/10年)に直接受けた印象が挙げられる。もうひとつは、彼の人生(それだけではないが)に強く影響することになった、[軍人から]学問研究者への職業転換というアイデアが、彼の最初の著書である「大日本」(1912年)に関する作業の途中ではじめて生じた一実際にはこの転換は第一次大戦のために1919年まで延期されることになるのだが一という点である。ペーター・シェラー(Peter Scholler)の"日本はドイツ地政学の原体験でありモデルである"と見るべきだ、という発言は、.......

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