損害保険業界とビックモーター社保険金不正請求問題 : 料率自由化と業界構造の変化を踏まえて
書誌事項
- タイトル別名
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- The Non-life Insurance Industry and Big Moter Insurance Fraudulent Claim : The Liberalization of Insurance Rates and the Changes in the Industry of the Non-life Insurance
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説明
損害保険業界は、1998年の料率自由化以降、料率、サービス、特約競争が進み、第1次寡占化が推進された。寡占化では収益拡大と事業費率効率化が求められ、保険金不払い問題等につながった。しかし、業界は、金融持株会社の子会社化により第2次寡占化を推進し短期利益拡大と事業費率効率化を続けた。こうしたビジネスモデルによる業界構造の変化がビッグモーター社保険金不正請求問題につながった。本稿はこの問題発生の要因を業界構造の変化に着目して検討する。
収録刊行物
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- 大学院研究年報経済学研究科篇
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大学院研究年報経済学研究科篇 54 283-299, 2025-02-20
中央大学大学院研究年報編集委員会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050022919156715264
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- ISSN
- 24358339
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB