造影CT検査が診断に有用であった子宮留膿症穿孔の2症例

書誌事項

タイトル別名
  • Spontaneous perforation of pyometra diagnosed by enhanced computed tomography : a report of two cases
公開日
2015-10
資源種別
journal article
公開者
静岡産科婦人科学会

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説明

子宮留膿症は閉経後に多いが、穿孔する頻度は稀である。穿孔しても婦人科的症状に乏しく、診断は困難である。今回、造影CTにより、子宮留膿症穿孔の診断ができた2症例を経験した。 症例1:81歳、突然の下腹部痛と嘔吐で受診した。腹膜刺激症状と血液検査で炎症反応の上昇を認めた。造影CTで、子宮の腫大、子宮腔内の液体貯留、矢状断像・環状断像で子宮壁の途絶を認め、子宮留膿症穿孔と診断した。緊急開腹手術を行い、単純子宮全摘術と腹腔内洗浄ドレナージを施行した。 症例2:94歳、突然の下腹部痛で受診した。腹膜刺激症状と血液検査で炎症反応の上昇を認めた。造影CTで子宮の腫大、子宮腔内のガス像、子宮壁の途絶を認め、子宮留膿症穿孔と診断した。緊急開腹手術を行い、単純子宮全摘術、両側付属器切除術、腹腔内洗浄ドレナージを施行した。 結論:子宮留膿症穿孔の診断に、矢状断像・環状断像を含めた造影CTによる子宮壁の途絶所見が有用と考えられた。

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