FZ法によるルチル単結晶の育成に対する微量不純物の添加効果

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説明

ルチル(Tio2)単結晶を融液から直接育成する場合、小傾角粒界の発生と、高温での還元による着色が問題となる。前者は屈折率変動を、後者は光透過率の低下をまねき、いずれもルチルを光学材料として利用する際の大きな障害となる。これまでに我々は、FZ法によりルチルを育成する場合、小傾角粒界の発生を抑制するためにはZrO2の添加が、脱色のための酸化熱処理時間の短縮には、Sc2O3の添加が、それぞれ有効であることを明らかにしてきた。ここでは、新たに少量のAl2O3を添加した場合の結果を紹介するとともに、これらの不純物がルチル結晶中で果たす役割について議論する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050282676641244800
  • NII書誌ID
    AN00188386
  • ISSN
    21878366
    03856275
  • HANDLE
    2115/73405
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB

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