高校数学における統計教育に関する情報サイトの構築
この論文をさがす
抄録
P(論文)
企業に尋ねた大学で学んで欲しい数学では、統計学が上位に挙げられる。統計学はデータ収集、データ分析に利用するために、多くの分野で基礎概念として利用され、多くの大学、学部で何らかの形で講義が実施されている。このような状況下では、高校までの初等・中等教育でも統計学を履修することは有意義であり、これらは主に高校数学Bで履修可能である。しかしながら、利用する教科書間でも内容の扱いに差があり、適切な授業を行うためには教師への負担がかかる。本論文では、教師の教材作成の負担軽減を目指し、現行の高校数学Bの教科書における統計学に関する部分の詳細を調べ、各教科書で比較した結果を述べた。加えて、今回の調査情報を公開するサイトの構築について紹介した。
収録刊行物
-
- 実践女子大学人間社会学部紀要
-
実践女子大学人間社会学部紀要 2 175-181, 2006-04-30
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050282676642417280
-
- NII書誌ID
- AA12048098
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB