高校数学における統計教育に関する情報サイトの構築

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抄録

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企業に尋ねた大学で学んで欲しい数学では、統計学が上位に挙げられる。統計学はデータ収集、データ分析に利用するために、多くの分野で基礎概念として利用され、多くの大学、学部で何らかの形で講義が実施されている。このような状況下では、高校までの初等・中等教育でも統計学を履修することは有意義であり、これらは主に高校数学Bで履修可能である。しかしながら、利用する教科書間でも内容の扱いに差があり、適切な授業を行うためには教師への負担がかかる。本論文では、教師の教材作成の負担軽減を目指し、現行の高校数学Bの教科書における統計学に関する部分の詳細を調べ、各教科書で比較した結果を述べた。加えて、今回の調査情報を公開するサイトの構築について紹介した。

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