統計的問題解決育成のための アクティブ・ラーニング授業の導入
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抄録
近年、これまでの教室で教員からの情報を一方的に伝える受動的学びから、自ら問題に気づき、主体的に知識を活用する能動的な学びにかわるアクティブ・ラーニングの導入が望まれ、本学部においても新しいカリキュラムに対して、積極的に導入する方針になっている。統計教育の分野においては、社会調査や心理実験などで従来から自ら問題設定をし、データの収集・分析、報告書にまとめるなどと主体的に学ぶ形態の授業はあったが、決められた手続きにのっとり、実施しているものが多く、社会が求めている「正解のない問題に対してより妥当な解答を見つける」という点では改善の余地がある。このことに対して、すでに関連学会等でも工夫された授業事例の発表も行われているが、十分とは言えない。そこで本研究では、2015 年度に本学内外で実施した統計的問題解決育成を踏まえた授業事例を紹介、その課題等を述べた。
収録刊行物
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- 実践女子大学人間社会学部紀要
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実践女子大学人間社会学部紀要 12 59-67, 2016-03-31
実践女子大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282676649584384
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- NII書誌ID
- AA12048098
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- ISSN
- 18800009
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- KAKEN