フランス知識人が見た日本の大陸・植民地政策(二) ―満州事変から支那事変にいたる─
書誌事項
- タイトル別名
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- Japanese Continental and Colonial Policy as seen by French Intellectuals(2): From “Manchurian Incident” to “Chinese Incident”
抄録
本論文は、満州事変以後、日本の大陸政策・植民地政策に対するフランス知識人の見解を調査・分析するものである。列強の政府と政治エリートたちが、満州での日本の行為を「侵略」と非難した際、欧米の世論とメディアはほとんど全て反日になった。フランス政府と政界もまた日本の政策を非難したが、知識人の見解は分かれた。その一部は日本の行動を弁護し、他の一部は国際連盟と中国の反日政策を支持した。本論文では、この二つの派閥それぞれについて、フランス人政治評論家・法学者等の著作を検討する。
収録刊行物
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- 拓殖大学国際日本文化研究
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拓殖大学国際日本文化研究 2 33-55, 2019-03-29
拓殖大学国際日本文化研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282676657002624
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- ISSN
- 24336904
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB