地域在住女性高齢者の尿失禁の実態とQOLへの影響

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タイトル別名
  • Influence of Urinary Incontinence on Quality of Life in Community-Dwelling Elderly Women
  • チイキ ザイジュウ ジョセイ コウレイシャ ノ ニョウ シッキン ノ ジッタイ ト QOL エノ エイキョウ

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抄録

地域在住の女性高齢者125名を対象に尿失禁の実態と尿失禁によるQOLへの影響について調査した。その結果、66.4%に尿失禁がみられた。そのうち、予防・改善の知識があるのは30%と少なく、多くの女性高齢者が適切な知識を持った対処を行わず、尿失禁を改善することのないま革生活しているということが明らかになった。また、尿失禁によってQOLに影響があるのは「生活」、影響が少ないのは「個人的人間関係」で、尿失禁の頻度が高いほど、「健康感」「生活」「仕事・家事」「自覚的重症度」への影響が大きいということが明らかになった。これらの特徴をふまえた上で効果的な支援、介入方法を検討する必要がある。

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