ハンセン病を正しく理解するために : 人間愛,ハンセン病の看護を振り返って

書誌事項

タイトル別名
  • Toward A Correct Understanding of Hansen's Disease and Practice of Human Love through the Nursing Care for Patients with the Disease
  • ハンセンビョウ オ タダシク リカイ スル タメニ ニンゲンアイ ハンセンビョウ ノ カンゴ オ フリカエッテ

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説明

ハンセン病とは、病んだ者と病まない者との住む世界の境界を鮮明に区別、差別をされた病気でありましょう。いつからあったのか分からないほど遠い昔からあった病気です。その症状ゆえに忌み嫌われるという独特な表現がハンセン病には常用語として使われた病気です。無責任な因縁説まで作りあげて差別し排除しつづけた昔も今も、悲しいけれども残っています。特効薬ができ、今では完治する病気になり発生もゼロに近い現在です。ハンセン病そのものは点にすぎないような存在なのに今もって差別、偏見、人権侵害などの大きな壁が立ちはだかっています。皆さんの若くてしなやかにはじける純粋な精神で今残されているハンセン病問題に目を向けてくださることをお願い致します。

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