がんサロン訪問における「患者・家族の声を聴く」看護学生の倫理的学び

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タイトル別名
  • Ethical Learning of Nursing Students' "Hearing the Voice of Cancer Survivors and Families" by Ther Visit to Cancer Salon
  • ガン サロン ホウモン ニ オケル カンジャ カゾク ノ コエ オ キク カンゴ ガクセイ ノ リンリテキ マナビ

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抄録

看護教育において看護の対象者についての理解を深める教育方法として、がん患者とその家族が集い、情報交換や交流を行なうがんサロンへの訪問を行っている。「患者・家族の声を聴く」ことによる看護学生の倫理的学びを課題レポートから質的に分析し、明らかにした。学生は<人間の生命、人間としての尊厳><知る権利、自己決定のための支援><信頼関係の形成とそれに基づく看護><プライバシーの保護・尊重><専門職をめざした自己研鑽><謙虚に学ぶ姿勢>の6カテゴリー、23サブカテゴリーについて学んでいた。当事者の「声を聴く」ことにより、看護者としての倫理的ケアへの感受性や問題意識を養う機会となることが示唆された。

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