書誌事項
- タイトル別名
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- The Current Problem in the Prenatal Diagnosis of Developmental Disorders from the Viewpoint of Bioethics
- ショウガイジ ノ シュッセイゼン シンダン ノ ゲンジョウ ト モンダイテン
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説明
出生前診断が障害の早期発見・早期治療の理念から逸脱し,選択的人工妊娠中絶に結びついている現状に加えて,最近簡便な母体血清マーカー検査のマス・スクリーニング化が欧米各国,そして日本でも進行しつつある.本稿はこうした出生前診断をめぐるさまざまな問題を,倫理,優生思想,人工妊娠中絶の法的取扱い,胎児の親の自己決定権,カウンセリングの重要性,障害児養育の社会的サポート体制の整備の必要性などについて,一通りの展望と考察を行い,母体血清マーカー検査のマス・スクリーニング化への趨勢に対する警鐘を鳴らしたものである.
収録刊行物
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- 教育学部紀要
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教育学部紀要 34 25-36, 2000-12-01
文教大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282676663993728
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- NII論文ID
- 110000330532
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- NII書誌ID
- AN00221889
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- NDL書誌ID
- 5819689
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- ISSN
- 03882144
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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