患者-看護師関係におけるルール意識 : 臨床看護師と看護学生の比較

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タイトル別名
  • Comparison of Nurse and Nursing Students' Views Regarding Rules for Patient-Nurse Relationships
  • カンジャ カンゴシ カンケイ ニ オケル ルール イシキ リンショウ カンゴシ ト カンゴ ガクセイ ノ ヒカク

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抄録

本研究の目的は、臨床看護師と看護学生の患者-看護師関係におけるルール意識を比較することにある。質問紙調査により、臨床看護師71名、看護学生106名が「そうすべきだ」「そうすべきでない」と考えるルールを評定した。その結果、両者が選んだルールは類似していたが、一部に有意差がみられた。看護師側のルールとして、臨床看護師は「親密さ」「自己開示」「金品の交換」を規制するルールを看護学生よりも強く支持したが、看護学生は「情緒的関与」を促進するルールを強く支持した。また患者側のルールとして、臨床看護師は「親密さ」「金品の交換」を規制するルールを強く支持したが、看護学生は「自己開示」を促進するルールを強く支持した。

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