緩和ケアにおける人材育成研修の成果と課題 : 修了生の看護実践・自己の姿勢への活用

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タイトル別名
  • Result and Problem of Talent Education Training in Palliative Care : Use of Result for Nursing Practice and Attitude of Nursing Graduate
  • カンワ ケア ニ オケル ジンザイ イクセイ ケンシュウ ノ セイカ ト カダイ シュウリョウセイ ノ カンゴ ジッセン ジコ ノ シセイ エ ノ カツヨウ

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抄録

A県における緩和ケアの研修を修了した修了生173名に、研修後の看護実践と自己の行動の変化について質問紙調査を行った。その結果、身体症状の緩和や傾聴、日常生活への支援に関する看護実践、自己の姿勢・態度の変容に活かしやすく、精神症状の緩和、遺族ケア、意思決定、地域連携に関する看護実践には活かしにくかった。一方、スキルアップの動機づけにもなっていた。今後は、難しいと感じる分野の研修内容・方法の検討、モチベーションの維持・向上のための環境調整やフォローアップの機会が必要であることが明らかになった。

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