衛星通信を利用した口永良部島火山における地磁気全磁力連続観測
書誌事項
- タイトル別名
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- Monitoring geomagnetic total intensity using satellite telecommunication at Kuchierabujima volcano
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抄録
近年水蒸気爆発が繰り返されてきた口永良部島火山の山頂部において、2000年8月より地磁気全磁力観測を行っている。火山性地震の震源域で熱消磁が起こった場合を想定して観測点を選定し、データは、オーブコムという衛星通信を利用して研究室へ転送している。今のところ火山活動に起因すると考えられるような変動は捉えられていないが、通信に関しては100%成功しており、小型・軽量・省電力のオーブコム通信を火口近傍の観測に利用する目処がたった。
収録刊行物
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- 京都大学防災研究所年報. B
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京都大学防災研究所年報. B 44 (B-1), 327-332, 2001-04-01
京都大学防災研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282676668933376
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- NII書誌ID
- AN00027784
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- ISSN
- 0386412X
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- HANDLE
- 2433/80512
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB