CEAとCA19-9が高値を示した前立腺癌の1例

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タイトル別名
  • Prostate cancer with high serum level of CEA and CA19-9: a case report

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説明

症例は80歳男で, 食欲不振を主訴とする.入院時血清CEA, CA19-9, 血清PSAは高値を示していた.CTにて大動脈周囲のリンパ節腫脹を認め, 骨シンチでは多発性骨転移を認めた.前立腺針生検で悪性所見を認めなかった.前立腺癌が疑われ, 内分泌療法を開始したが, 2ヵ月後に死亡した.剖検試料は組織学的に前立腺癌(低分化型腺癌)であり, 肺, 肝, 甲状腺, 骨髄, 副腎に転移を認めた

収録刊行物

  • 泌尿器科紀要

    泌尿器科紀要 44 (3), 187-191, 1998-03

    泌尿器科紀要刊行会

被引用文献 (2)*注記

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