腎腫瘤性病変の診断における造影超音波検査の有用性
書誌事項
- タイトル別名
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- Efficacy of contrast-enhanced color Doppler ultrasonography for the diagnosis of renal mass lesions
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説明
腎腫瘤性病変8例を対象に, 新しい超音波造影剤(Levovist)を使用し, 造影超音波検査を施行し有用性を検討した.その結果, 通常のカラードプラ法に比べ腫瘤血流が明瞭に診断され, 診断能の向上を認めた.腎細胞癌の造影超音波検査は, 腎実質及び腫瘍のエコーシグナルが増強し, 造影効果を認めた.形態学的に特徴のある嚢胞型腎細胞癌では, 通常の場合は確認が不充分だが, Levovistを使用した場合は全例確認できた.又, 腎盂癌の造影超音波検査では造影効果は認めなかったが, 腎実質側はカラーシグナルの増強を認め, 腫瘍の血流動態が鮮明になり血流分布を把握できた
収録刊行物
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- 泌尿器科紀要
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泌尿器科紀要 47 (5), 299-302, 2001-05
泌尿器科紀要刊行会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677041247232
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- NII論文ID
- 120002142122
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- NII書誌ID
- AN00208315
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- ISSN
- 00181994
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- HANDLE
- 2433/114531
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles