前立腺肥大症に伴う排尿障害に対する臭化ジスチグミン(ウブレチド)の臨床評価 : αブロッカー併用投与との比較試験

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タイトル別名
  • Clinical effects of distigmine bromide (Ubretid), a cholinesterase inhibitor, on micturition disturbance by benign prostatic hypertrophy--comparative study of distigmine bromide and the combination of distigmine bromide and adrenergic blocker

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説明

保存的治療が可能と判断された前立腺肥大症20例に臭化ジスチグミン単独投与, 塩酸プラゾシン併用投与をおこない8週目に自, 他覚症状の改善度を比較検討した.1)総合改善度は併用投与群で9例中9例, 単独群では11例中8例に認められたが, 両群間に有意差はなかった.2)自覚症状として排尿困難の改善や, 排尿回数の減少が両群共に有意に観察された.3)他覚的所見としては, 残尿率の有意の改善が両群で認められ, 最大尿流量率, 平均尿流量率は併用投与群で有意な上昇がえられた

収録刊行物

  • 泌尿器科紀要

    泌尿器科紀要 38 (9), 1089-1092, 1992-09

    泌尿器科紀要刊行会

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