口永良部島火山におけるGPS連続観測-2004年4月~2005年3月-
書誌事項
- タイトル別名
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- Continuous GPS Observation at Kuchierabujima Volcano-April 2004 to March 2005-
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抄録
口永良部島火山において2004年4月からGPS連続観測を行っている。また,上下成分の季節変化除去のための簡易気象補正法を開発した。山頂部の観測点では,2004年12月末から北西向きの変位が観測され始め,約1cm/2ヶ月で進行中である。この変位の上下成分には,顕著な累積変位がないことが,気象補正効果によって示された。水平成分が卓越し,火口に対して外向きに変位していること,山麓の観測点に変動が及んでいないことから,この変位は山頂火口直下浅部の膨張によって引き起こされたものと考えられる。また,この変動と同期して,火口直下で火山性地震が顕著に増加しており,熱水系の活動の活発化が示唆される。
収録刊行物
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- 京都大学防災研究所年報. B
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京都大学防災研究所年報. B 48 (B), 349-352, 2005-04-01
京都大学防災研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677085708928
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- NII書誌ID
- AN00027784
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- ISSN
- 0386412X
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- HANDLE
- 2433/26515
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB