宮古島を来襲した台風0314号について -その2 被害の特性-
書誌事項
- タイトル別名
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- Study on Typhoon 0314 which struck Miyako Island-part2 Investigation of Damage-
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説明
2003年9月10日から11日にかけて宮古島を襲った台風14号は,その進路が宮古島を通過後,北上して韓国に向かったこともあり,日本における被害は宮古島に集中した。中心が宮古島の近くを通過した際には,宮古島地方気象台で最大瞬間風速74.1m/sが記録され,強風による災害を中心に多くの被害が発生した。台風の気象学的な性質は(その1)に示したとおりで,ここではその被害の特性および復旧状況等について現地調査をもとにまとめる。調査結果からは,飛散物の低減,飛来物からの防備,ガラス片による怪我の防止が強風被害の低減に効果があること,電柱の折損防止,風力発電用の風車および塔の耐風設計基準の見直しが必要であること等を明らかにした。
収録刊行物
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- 京都大学防災研究所年報. B
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京都大学防災研究所年報. B 47 (B), 491-502, 2004-04-01
京都大学防災研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677089937024
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- NII書誌ID
- AN00027784
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- ISSN
- 0386412X
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- HANDLE
- 2433/129220
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB