災害ボランティアセンターの機能と課題 -宮城県北部地震を事例として-
書誌事項
- タイトル別名
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- Functions and Problems of Disaster Volunteer Center-A Case of Miyagi Earthquake 2003-
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説明
2003年7月の宮城県北部を震源とする地震の被災地での参与観察結果を題材とし,災害ボランティアセンターの機能と課題について検討した。被災地で立ち上がった2つの災害ボランティアセンターは,被災地外からの災害NPOと,社会福祉協議会をはじめとする地元組織が中心となって設立された。災害NPOは災害救援の経験とノウハウを地元団体に伝えるだけではなく,災害ボランティアセンターの全貌をいかに簡潔に伝えていくかということが問われた。また,災害ボランティアセンターには,地元組織間の連携を進めて,長期的に地域づくりを促進する機能があり得ることが明らかとなった。災害ボランティアセンターの迅速な立ち上げを支援するツールの開発が必要であることを指摘した。
収録刊行物
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- 京都大学防災研究所年報. B
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京都大学防災研究所年報. B 47 (B), 81-87, 2004-04-01
京都大学防災研究所
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677089939072
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- NII書誌ID
- AN00027784
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- ISSN
- 0386412X
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- HANDLE
- 2433/129254
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB