TCBM を利用した洪水流況予測に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Flood Forecasts using TCBM
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抄録
近年,世界各地で津波や洪水といった水災害の発生が報告されており,それらを予測する技術の向上が期待されている。なかでも,河川下流部への人口・資産の集中が進む現代においては,洪水予測の精度を上げることは重要である。一方,データの電子化や計算機技術の向上が今後も進むことを考えると,過去のデータの誤記や欠損は非常に少なくなっていくと考えられる。そこで本研究では,過去のデータを蓄積した事例ベースを利用して洪水予測を行うことを試みる。具体的には,事例ベースモデル(TCBM)を利用して実時間洪水予測である。TCBM の導入にあたり,適用性の拡大のため分布型流出モデルHydro-BEAM と時系列予測モデルLLM を利用する。
収録刊行物
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- 京都大学防災研究所年報. B
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京都大学防災研究所年報. B 51 (B), 785-797, 2008-06-01
京都大学防災研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677151839360
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- NII書誌ID
- AN00027784
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- ISSN
- 0386412X
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- HANDLE
- 2433/73357
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB