企業所得分布におけるPower-Law発生メカニズム(京都大学基礎物理学研究所2003年度前期研究会 経済物理学-社会・経済への物理学的アプローチ-,研究会報告)
書誌事項
- タイトル別名
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- 企業所得分布におけるPower-Law発生メカニズム
- キギョウ ショトク ブンプ ニ オケル Power Law ハッセイ メカニズム
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抄録
平均場近似のアイデアを用いて企業所得分布におけるPower-Law発生メカニズムを明らかにする。膨大な企業財務データから企業所得は物理学で用いられる乗算ノイズを持つ離散Langevin方程式によって記述されることを示す。Zipf則を30年間維持している日本企業では前年度の所得が統計的に今年度の所得に依存していないという経験則から所得分布のべき指数を理論的に示し、アメリカやイギリスの所得分布については数値計算により示す。
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収録刊行物
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- 物性研究
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物性研究 81 (4), 499-502, 2004-01-20
物性研究刊行会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677153074304
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- NII論文ID
- 110006409242
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- NII書誌ID
- AN0021948X
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- ISSN
- 05252997
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- HANDLE
- 2433/97736
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- NDL書誌ID
- 6833596
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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