フォンテーヌブローの森とフランス自然保護法

書誌事項

タイトル別名
  • フォンテーヌブロー ノ モリ ト フランス シゼン ホゴホウ
  • Nature Conservation Law of Foret de Fontainebleau in France

この論文をさがす

抄録

1 はじめに : パリ郊外に位置するフォンテーヌブロー(Fontainebleau)は, 12世紀まで歴史を遡ることのできるフォンテーヌブロー城(Château de Fontainebleau)と広大なフォンテーヌブローの森(Foret de Fontainebleau)で人気の高い, フランス有数の観光地である. もっとも, フォンテーヌブローの森がフランス自然保護法の発祥の地とも目されていることは, あまり知られていない. また, 全体が国有林(forêt domaniale)であるとともに複数の公園や庭園を内包するフォンテーヌブローの森は, 都市近郊の自然保護行政を考えるうえで示唆に富む. 本稿は, フランスにおいて自然保護法の発展に大きな影響を与えてきたフォンテーヌプローの森を, 法的観点から分析することを試みるものである. ……

収録刊行物

  • 季刊経済研究

    季刊経済研究 33 (1-2), 1-8, 2010-09

    大阪市立大学経済研究会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ