高橋信弘『国際経済学入門 : グローバル化と日本経済』を読む

書誌事項

タイトル別名
  • ショヒョウ タカハシ ノブヒロ コクサイ ケイザイガク ニュウモン グローバルカ ト ニホン ケイザイ オ ヨム
  • タカハシ ノブヒロ コクサイ ケイザイガク ニュウモン グローバルカ ト ニホン ケイザイ オ ヨム
  • Book Review of Takahashi, Nobuhiro, Introduction to International Economics : Globalization and the Japanese Economy

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説明

1 はじめに : 現代の私たちの生活において、経済のグローバル化に関連するニュースを見聞きしない日は、ないのではなかろうか。この現代において、国際経済学を履修する学生は、きっと、グローバル経済の中で実際に起こっているさまざまな事象-オフショアリングやサブプライムローン問題など-を、わかりやすく解説してもらえるに違いない、との期待を持って履修に臨むことだろう。しかし、そういった学生は、国際経済学の講義で指定された教科書を購入し、ぱらぱらとめくってみて、軽い失望を覚えることもあるのではないか。一般的な国際経済学の教科書は、グラフや数式による理論の解説が中心である。グローバル化された現在の経済の中で実際に起こっている出来事は、事例として多少は出てくることはあっても、必ずしも詳細に解説されているわけではない。……

収録刊行物

  • 経営研究

    経営研究 60 (3), 85-89, 2009-11

    大阪市立大学経営学会

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