欧州における住宅手当の展開と日本の課題(その3)

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  • オウシュウ ニオケル ジュウタク テアテ ノ テンカイ ト ニホン ノ カダイ ソノ3
  • The Evolution of Housing Allowance in Europe and Problems in Japan

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抄録

はじめに : 欧米諸国は1980年以降, おしなべて6%から10%を超える高い失業率から離脱できず, 失業給付, 失業扶助, 社会扶助への継続的な支出を余儀なくされた. こうした状況のもとで住宅手当が重要となってきた理由について, 長年, その国際比較研究に携わってきたピーター・ケンプは, ポスト工業化社会への移行にともなう「社会リスク」との関連で以下のように言及している(Kemp, 2007, p.4). ……

収録刊行物

  • 季刊経済研究

    季刊経済研究 35 (3-4), 35-44, 2013-03

    大阪市立大学経済研究会

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