「デカルト永遠真理創造説」再論(一)

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タイトル別名
  • デカルト エイエン シンリ ソウゾウセツ サイロン 1
  • Descartes' thesis of the creation of eternal truths revisited

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説明

第一節 : 永遠真理創造説(1630)の表明とその内容 : デカルトの「永遠真理創造説」というのは, デカルトに独自なテーゼであって, その意味, あるいはこのテーゼとその哲学体系全体との関わりという問題はデカルト解釈上の重要なテーマである。私もこれまでいくつかの機会にこの問題をとりあげ, 私自身の解釈も提示してきたが, 最近またいくつかの新たな問題提起が見られ, 再論する機会も与えられた。この機会に, これまでの私の所論で論じ尽くすことのできなかったことや, 改めて補足すべきだと考えられたことを記して, 私のこれまでの解釈の補完を試みておきたい。……

収録刊行物

  • 人文研究

    人文研究 49 (3), 135-155, 1997

    大阪市立大学文学部

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