長回し撮影と同時録音から生まれる井口奈己映画の「自然体」
書誌事項
- タイトル別名
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- ナガマワシ サツエイ ト ドウジ ロクオン カラ ウマレル イグチ ナミ エイガ ノ シゼンタイ
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抄録
序論 : 現在、日本では年間約400本の映画が作られている。しかし、その中で女性監督による作品といえば、ごくわずかにすぎない。映画表現における技術は日進月歩し、3DやCGなど私たちを驚かせる様々な刺激的な技術を用いた映画作品が続々と発表されている。そうした環境の中、刺激的な技術を伴う派手さこそ無いものの、作品の随所に見られる独特のゆるやかな空気と、役者ののびのびとした演技を光らせる巧みな演出で今多くの注目を集めている映画監督がいる。それが井口奈己監督だ。……
収録刊行物
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- 表現文化
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表現文化 7 91-107, 2013-03
大阪市立大学文学研究科表現文化学教室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677426667392
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- NII論文ID
- 120006007363
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- NII書誌ID
- AA12144546
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles