日本における厚生学の提唱 : 続・海野幸徳論

書誌事項

タイトル別名
  • ニホン ニ オケル コウセイガク ノ テイショウ ゾク ウンノユキノリ ロン
  • ニホン ニオケル コウセイガク ノ テイショウ ゾク ウンノ コウトク ロン
  • Welfare and Social Policy in Japan : Focusing on Yukinori Unno

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抄録

1. はじめに : 海野幸徳(うんのゆきのり; 1879-1955)は, 優生学を本格的に日本に導入するとともに, 社会事業の実践, 及び理論化を通じてその発展に大きな貢献をなした人物である。海野の著作等の発表は1910年まで遡るが, それは優生学を論じるところから社会問題としての人口問題にアクセスし, その後社会事業論に傾倒していくという経歴を辿る。……

収録刊行物

  • 経済学雑誌

    経済学雑誌 111 (2), 95-115, 2010-09

    大阪市立大学経済学会

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