世界価値論序説(II)

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  • セカイ カチロン ジョセツ 2
  • An introduction to the theory of universal value(II)

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抄録

II 労働価値論史における世界価値論 : (1)ペティの「全商業世界」および「自然価格」論 : 労働価値論史に関する研究は, マルクスの『経済学批判. 第1分冊』第1章「商品」のA「商品の分析の史的考察」を共通の出発点として, 第2次世界大戦後においては, イギリスの「体化労働価値論」(the embodied labour theory of value)のミーク(Meek, L. Ronald)の≪Studies in the Labour Theory of Value, London, 1956≫(「労働価値論史研究」)や, わが国の遊部久蔵の『労働価値論史研究』や, 小林昇の「経済思想史にあらわれた「移行」の問題」という『西洋経済史講座IV』所収の論文などが, 代表作品として数えられる. ……

収録刊行物

  • 季刊経済研究

    季刊経済研究 18 (1), 83-108, 1995-06

    大阪市立大学経済研究会

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