マリ中央部チオンゴニ村周辺の農法とその変化 : サヘル地域の農業近代化手法の再検討

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タイトル別名
  • マリ チュウオウブ チオンゴニムラ シュウヘン ノ ノウホウ ト ソノ ヘンカ
  • マリ チュウオウブ チオンゴニムラ シュウヘン ノ ノウホウ ト ソノ ヘンカ サヘル チイキ ノ ノウギョウ キンダイカ シュホウ ノ サイケントウ
  • Reappraising development of indigenous farming systems in the Sahel :case study from Tiongoni village and its surrounding areacentral Mali

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説明

1. はじめに : 人口増加や食糧難に悩む発展途上地域のなかでも, アフリカの現状はアジアやラテンアメリカより一層深刻である。統計資料によると, 1975年から1990年にかけて, アジアやラテンアメリカでは農業生産量の増加は人口増加を上回ったのに対し, アフリカではそれが人口増加を下回り, 人口1人当たりの食糧は減少しているからである(廣瀬・若月, 1997 : 3)。この農業後退の一因として, 砂漠化現象が指摘されている。……

収録刊行物

  • 人文研究

    人文研究 49 (2), 87-115, 1997

    大阪市立大学文学部

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