直観的思考力と論理的思考力を育てる学習過程 ― 「経験- 思考- 検証- 振返り」の場の設定を通して ―

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  • チョッカンテキ シコウリョク ト ロンリテキ シコウリョク オ ソダテル ガクシュウ カテイ : 「 ケイケン-シコウ-ケンショウ-フリカエリ 」 ノ バ ノ セッテイ オ トオシテ
  • Learning process to improve intuitive thinking and logical thinking -Through the construction of situations“ experience - thinking - inspection - verification”-
  • チョッカンテキ シコウリョク ト ロンチテキ シコウリョク ヲ ソダテル ガクシュウ カテイ

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人は論理的思考段階に入る前に必ず直観的思考段階を踏むと言われている。教育心理学者のJ.S ブルーナーは,直観的思考は思いもよらない発見につながることから,「価値のある財貨」であると述べている。様々な動きを捉え,自分の体で表現することの多い保健体育科においても,論理的思考力のみならず,直観的思考力を育てていくことが重要であると考える。  そこで本稿では,論理的思考力とともに直観的思考力を育てることを目的とし,「経験- 思考- 検証- 振返り」の4つの場を設定した授業を行った。その結果、保健体育においても直観的思考には経験が影響していること,なかでも新しい経験がより影響していることがわかった。これより学校現場において2つの思考力を高めるために自由な発想を表現する価値を共有していくことが重要であると示唆された。

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