弘前大学教育学部におけるフレンドシップ事業の概要と意義 ―不登校支援活動を事例として―

書誌事項

タイトル別名
  • ヒロサキ ダイガク キョウイク ガクブ ニ オケル フレンドシップ ジギョウ ノ ガイヨウ ト イギ : フトウコウ シエン カツドウ オ ジレイ ト シテ
  • A Summary and Significance of the Friendship Project in Faculty of Education Hirosaki University Case Study of the Support for non-attendance at school
  • ヒロサキ ダイガク キョウイク ガクブ ニ オケル フレンドシップ ジギョウ ノ ガイヨウ ト イギ フトウコウ シエン カツドウ ヲ ジレイ ト シテ

この論文をさがす

抄録

本稿は,平成10年度より平成27年度まで実施された弘前大学教育学部フレンドシップ事業を概括し,その意義を 検討するものである。特にフレンドシップ事業開始期より実施されてきた,弘前市学校適応指導教室( 現称弘前市 フレンドシップルーム) における,大学生による不登校生支援活動に注目する。18年にわたる活動を大学側人員面 や実施面から4期に分類を試み,その各期について実施内容をまとめた。さらに,最終年度となった平成27年度の 不登校生支援活動を対象とし,活動内での学生の気づきや子ども理解に焦点をあて,計量テキスト分析による検討 を試みた。その結果,フレンドシップ事業の持つ意義であった,大学生の子ども理解の促進は最終年度まで確認された。

弘前大学教育学部紀要, 118, p.189-196, 2017

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ